2013年09月11日

T邸

ずーっと 更新できませんでしたが、私の体調も復活。

落雷で被害を受けたPCも復活。



8月中に T邸ほぼ木工事は終了しておりますが、前回の続きから

玄関式台

式台と言うよりも「玄関床板」

2枚を合わせて 1枚の大判板にしました。

もともと1枚の板でしたが、中心部分樹液質の差があります。

ボルト穴の加工


玄関式台2 (7).JPG


相方の板に ボルト施工前の穴加工

玄関式台2 (5).JPG

ボルトと 上下ずれ止めのジョインターをセットして

玄関式台2 (6).JPG

合体

玄関式台2 (7).JPG


後は ひたすら削って削って 

長さ 1200 幅 1180 の大判の地松板の出来上がり

まず家の顔になる玄関の床板。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
巨木の森 自然材住宅 木の家 エコ住宅
     岡山で造る木の家
有限会社山崎工務店  1級建築士事務所
岡山県久米郡美咲町打穴中1848-2
TEL 0868-33-1069
FAX 0868-66-1096
 URL: http://www.kyobokunomori.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
posted by kyobokunomori at 06:47| Comment(0) | 現場

2013年07月23日

木の家 T邸 玄関上框?

玄関の床工事

当初 上り框で予定していました。

施主様が 良い地松の板を何枚か出してくださったので、これを使わない手は無いでしょう。

玄関を 2枚の板で張り込むことにしました。

でも玄関に使えそうなのは1枚

DSC_0162.jpg

長さもいっぱい 曲がっているので直すと 幅もいっぱい 玄関のサイズは変更できないし

あっちこっちスケールを当てて 1時間思案

結局 土間部分を3センチ広げて収めることにしました。



カットの墨付け

DSC_0164.jpg


カット

自分で用意した材なら 万が一失敗しても新たに出来ますが 施主様に出していただいた材は代えはありません。カット前に最終チェック3回

長さ1,125ミリに 切っちゃった・・・ もう戻れません

DSC_0166.jpg

次は ひずみの調整

写真でわかるようにひずみがあります
1メートルの長さ 幅60センチで 8ミリ

DSC_0169.jpg


平面を出すために削ります。

製材機でノコを入れればよさそうですが、不思議なもので6センチほどの厚さの板を鋸で挽くと 後からまたねじれてきます。

僕だけが感じるかと思っていたら 先輩の大工さん「材にノコ入れたらまた同じようにねじれが出る。削るのみじゃ。」て言われました。この方は全ての材のねじれを削って直すそうです 経験

家には木工フライス盤が無いので 電気カンナで 削りまくりです。

DSC_0175.jpg

調整しながら 少しずつ横削り

親指の付け根に豆が出来かけたころ 荒削り出来ました。

DSC_0173.jpg


2枚目も同様に  ですが、さすがに今回は右手に手袋

DSC_0176.jpg


2枚目 荒削り終了 少しひびがありますが問題ないでしょう。肥部分は木目がきついですが浮いた良い木です 

削ってみてわかる 地松の良材です。たぶんもう暴れる事はないと思います。

DSC_0177.jpg

次は 中仕上げ

電気カンナのムラを取るために 小幅のかんなが重宝します。

使用は 横山鍛冶 寸四青紙「歓心」

まっことよく切れます。と言うか長切れがするんです。

DSC_0178.jpg

でも むせ返るテントの中での作業 汗を飛び散らせながら(材に付いた汗は拭く)黙々と削る

DSC_0179.jpg


今日は 19時から基礎屋さんと打ち合わせのため 18時ここで終了(体力も限界でした)

明日は 2枚を合体して玄関にセットまで行きたいなあ・・・


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
巨木の森 自然材住宅 木の家 エコ住宅
     岡山で造る木の家
有限会社山崎工務店  1級建築士事務所
岡山県久米郡美咲町打穴中1848-2
TEL 0868-33-1069
FAX 0868-66-1096
 URL: http://www.kyobokunomori.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
posted by kyobokunomori at 22:43| Comment(0) | 現場

2013年07月20日

木の家 T邸 内装工事

とても暑い

数日留守にしておりましたが、昨日より T邸現場作業復活


しばらくぶりに現場に入ると 現場の前の住宅が解体作業中

「解体して新築されるんだろう」と思っていましたが なにかおかしい。

とても丁寧に解体して 丸太梁の状態まで・・・


001.JPG

この後 梁を1本ずつ レッカーで吊り上げて おろしていかれました。

ここまで見て「古材利用されるんだ。」と判断。

どこかの 店舗等で生まれ変わるでしょうか。

無垢の木は リサイクルではなくリユース 

時間をかけて変化した木材と同じものは人工的には造れません。

自然とともにある家を造ろう。

よその現場ですが なにか感動いたしました。 



で T邸  内装は2階部分の間仕切り壁施工

003.JPG

004.JPG


この上に 珪藻土を塗って行きます。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
巨木の森 自然材住宅 木の家 エコ住宅
     岡山で造る木の家
有限会社山崎工務店  1級建築士事務所
岡山県久米郡美咲町打穴中1848-2
TEL 0868-33-1069
FAX 0868-66-1096
 URL: http://www.kyobokunomori.com/
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
posted by kyobokunomori at 20:09| Comment(0) | 現場